東北交通共済協同組合
理事長 大熊 杜生
東北交通共済協同組合は（略称 東北交協）は青森県、岩手県、宮城県、福島県の運送業者（県トラック協会会員）を組合員とする団体です。
東北交協は、会員を通してトラック運送事業者と一緒に自動車事故防止に全力を注ぎ、不幸にして事故が起きた場合には、迅速かつ公正な被害者の救済を目的とする組織であり、昭和49年、運輸大臣の認可を得て設立されました。
以来、組合員の経営安定を図ると共にその社会的、経済的地位向上に交通共済事業を通じ、交通事故防止、安全教育と講習会等を実施しています。
また、平成13年3月には、国土交通大臣の認可を受けて、自動車損害賠償責任共済事業に参入いたしました。これで、各損害保険会社と同様、強制保険と任意の保険を一貫して営むことができるようになり、被害者の迅速な救済とトラック運送業者の利便性の向上を図っております。また、平成19年4月に施行されまして改正中小企業協同組合法に基づき、契約者、組合員保護のための措置を講ずるとともに共済事業の健全運営に努めております。
現在、トラック交通共済協同組合を取巻く環境は、事業規制の緩和や保険の自由化の進展等できわめて厳しい競争条件のもとにあります。
このような情勢の中にありながら、傘下組合員は、東北交協を中心に一致団結して、自動車事故の防止と交通事故の被害者救済に全力を傾け、人にやさしい車社会の実現を目指し、これからも頑張ってまいります。
